1948-06-29 第2回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
東北地方の亞炭経営者並びに労務者が、経済的にきわめて困難な事情に追いこまれておるということほ、先ほど來海野代議士のお話になつた通りでありますが私は別の観点から亞炭局長にお伺いしたいのであります。そのような事情に追いこまれましたのも、その大半の責任は機構の関係にある。つまり現在の配炭公團というものが非常にわがままな権力をふるつておりまして、せつかく山元で生産したものに対しましても持込を禁止する。
東北地方の亞炭経営者並びに労務者が、経済的にきわめて困難な事情に追いこまれておるということほ、先ほど來海野代議士のお話になつた通りでありますが私は別の観点から亞炭局長にお伺いしたいのであります。そのような事情に追いこまれましたのも、その大半の責任は機構の関係にある。つまり現在の配炭公團というものが非常にわがままな権力をふるつておりまして、せつかく山元で生産したものに対しましても持込を禁止する。
ところが、その縣会議員が私に曰く、海野代議士は正直だけれども、世の中はそうじやありません。八万圓もかかつている。これくらいの金をばらまかなければ移轉もいたしません。資材がないとか何とかいつても、ある方面ではすすつとやつている。金を使はなければできないのです。
このことにつきましては一個人の海野代議士の喋々申し上げるまでもなく、すでに各學界におきましては學界體制刷新委員會なるものがありまして、各學界においてはその代表者がすでに選ばれているはずでありますから、この學界の代表者、えらい人たちをここに呼んでそうして大多數の意見をお聽きなさつて、その上でこの法案を御決定あらんことを私はお願いいたすのでございます。各學界にすでにこの委員がございます。
○笹口委員 理研の新会社設立の問題につきましては、これは非常に議論もありますし、また私どももただいま海野代議士からお話がありました諸点については、非常に傾聴しておつたわけでありますが、また同様な考え方をもつておりますが、これをここで議論をいたしておつては、なかなか議事が進みませんので、われわれといたしましても、理研そのものをもう少し根本的によく調査もいたし、そうして將来進むべき方向が、政府提案のごとく